桜サクッ!小石川界隈花ぶらり2016

お知らせ

日時:2016年4月1日(金)、2日(土)、3日(日)本部:さきちゃんち10:00~17:00
場所:本部・スポット①さきちゃんち(小石川3-36-14 2階)お茶とおせんべい
②キュイジーヌトワリコ(小石川1-27-5)11:30~15:00店頭でシール、さきちゃんちでクッキー渡し
③イーグル文京(小石川1-9-5)8:00~18:00(3日定休)ミニ餡ドーナツ
④小石川大正住宅(小石川1-11-3)土日のみ11:00~17:00お茶と駄菓子
⑤パラディ小石川本店(小石川3-32-1小石川ピアット1F)9:00~19:00マドレーヌ
⑥エリティエ(白山2-29-6)10:00~20:00クッキー
⑦東京トヨペット文京店(白山2-27-10)10:00~18:00ヘリウム風船
天候:1日(くもり時々晴れ、18度)、2日(くもり時々雨、13度)、3日(くもり、16度)
参加者:地図(300円)は95枚販売。クッキーの余り状況から90組前後は参加した模様。
関連イベント:1日10:00~12:00 お花を楽しむワークショップ(講師:安藤真理子さん、芹澤広恵さん)
1日12:30~ 13:30~ 岡本秀美さんによるミニフルートコンサート
2日10:00~11:00 ちょっと写真がうまくなる講座(講師:石橋俊治さん)

桜満開~小石川界隈6か所スポット巡り

桜の名所、小石川植物園や播磨坂の桜が満開を迎えた2016年4月1日(金)から3日間、「桜サクッ!小石川界隈花ぶらり」が開催されました。あいにくの花曇りでしたが、親子が約90組参加。「さきちゃんち」を拠点に、小石川界隈の6カ所のスポットを巡りました。

さきちゃんちに集う親子は比較的新しい住民が多いことから、地域を親子でまち歩きしてもらい、まちのお店や「子ども110番」の家を知ってもらうことがねらいです。参加店には、地域の人にお店を知ってもらえるというメリットがあると考えました。さきちゃんち運営委員会と、花ぶらり実行委員会の共催で、キリン財団子育て応援助成事業に採択された「まち・ひと・むすびあいプロジェクト」の一環です。東京トヨペット文京店様、キュイジーヌトワリコ様、イーグル文京様、パラディ小石川本店様、エリティエ様からご協賛をいただきました。

参加者の半数はあらかじめさきちゃんちでスポットの場所を示した地図を購入(300円)。期間中、好きな時間に好きな順番でスポットを巡りました。各スポットではシールがもらえると同時に、クッキーなどのお菓子(100円相当)がもらえます。地図は最終的に95枚売れました。

①さきちゃんち

さきちゃんちは期間中、お休み処として終日開いており、お茶も自由に飲めるため、まち歩きの途中や最後に遊んでいく親子も多く見受けられました。

②キュイジーヌトワリコ

キュイジーヌトワリコでは店頭でシールをはり、さきちゃんちでクッキー(2枚)を渡しました。開店時間が11時半からだったので、早く行ってしまう人もおり、周知徹底がされておらず、お店にはご迷惑をおかけしました。

③イーグル文京

イーグル文京は「子ども110番の家」でもあります。ミニ餡ドーナツ(6個)をもらいました。

ここで「お昼のパンを買った」という方もいらっしゃいました。日曜日定休ですので、行けなかった方もいらっしゃったようです。

④小石川大正住宅

小石川大正住宅は他のスポットとは異色で、マンションやビルの谷間に奇跡的に残った築102年の民家をオーナーご夫妻が大切に守っておられますが、地域に知っていただきたいという思いもお持ちなので、参加スポットとして依頼しました。

基本はシールのみですが、ご厚意でお茶や菓子類も出していただきました。参加者には大好評で、「あんな場所があるとは知らなかった」「子どもたちが縁側に腰かけて妙にくつろいでいた」などという声をいただきました。オーナーご夫妻も「おばあちゃんとも交流していただき、楽しかった」とおっしゃっていただきました。一方で、場所がわかりづらいという声もありました。

⑤パラディ小石川本店

パラディ小石川本店は大きな「ひまわりマドレーヌ」をご提供いただきました。場所が分かりづらいという声をいただき、「レストラン『青いナポリ』の下」でだいたい通じましたので、そのような説明をどこかに入れておけばよかったかもしれません。「青いナポリ」そのものを知らなかった何人かには、道順を説明しました。

パラディの店内ではアリンコのロールケーキも販売されていますが、「いつも売り切れで買えない『訳ありロール』が買えた」と喜ぶ参加者もいらっしゃいました。

⑥エリティエ

エリティエではクッキー(2枚)がもらえました。

ランチタイムの忙しい時間帯はお店の方が対応できないかもしれないとのことで、入り口左手にシールとクッキーを置いていただきましたが、ご丁寧にご対応いただきました。

⑦東京トヨペット文京店

東京トヨペット文京店は「子ども110番の家」でもあります。

ここでもらえる風船は子どもたちに人気でした。ただ、風の強い日が多かったため、飛ばされてなくす子が続出でした。さきちゃんちに立ち寄って、風船で遊ぶ子が多くみられました。

「お花を楽しむワークショップ」(1日午前)

関連イベントとして、さきちゃんちで1日午前中、「お花を楽しむワークショップ」が開かれました。文京区役所の区長室や、地下鉄後楽園駅の花を活けたり、小学校で「花育」普及活動をしたりしている区内在住の安藤真理子さんと芹澤広恵さんを講師に、一輪の花を様々な角度から見て、一番美しいと思う場所を正面に活けるワークショップでした。

10組の親子が参加し、子どもたちも真剣に花を見て、美しさを感じ取り、素晴らしい活け方をしていました。

フルートのミニ演奏会(1日午後)

午後はフルートのミニ演奏会がありました。

ちょっと写真がうまくなる講座(2日)

2日は「ちょっと写真がうまくなる講座」。子どもをきれいに撮りたい、というさきちゃんち利用者さんの要望があったので、企画しました。荒川区在住のプロカメラマン石橋俊治さんを講師に、13組の親子が参加しました。

シーツを使って直射日光をコントロールし、自宅をにわか写真スタジオにしてしまう方法や、「寄り」「引き」「ミドル」と3種類撮ればだいたい足りる、という貴重な話が聞けました。

親子でまち歩きの効果

ワークショップ参加者の多くはそのまま花ぶらりに参加してまちへ出て行きました。お店で花ぶらり参加者を見かけて電話をかけてきた方、インターネットでイベントを知り、板橋区から参加してくれた元区民の親子、さきちゃんち前を通りかかってチラシをみて参加した方など、事前予約なしでの参加が約20組ほどありました。

花ぶらり参加の感想としては、「初めて行く店ばかりだった」「楽しかった」「すごくいい企画だ。よくこれだけのお店を開拓しましたね。感謝」「親子でまち歩きする機会は意外に少ないからよかった」「息子が地図を見るのが好きだと初めて知った」「子連れで歩くにはいい規模感だった」「子連れだといつも自転車で移動しているが、歩くとまち発見ができてよかった」「普段入りにくいところにも、堂々と入れてよかった」などとおおむね好評でした。また、「途中の魚屋さんで夕食の材料を買った」「商品をついでに買った」といった話もあり、ほんの少し、地域経済に貢献できたかもしれません。

お店側からは大きなトラブルの報告はなく、むしろ、順番に並ぶ、ベビーカーは外で交代で店に入る、などマナーも一定程度守られたようで、「商品を買ってもらった」「新規顧客がいらっしゃった」という声もいただきました。親子にまちを知ってもらうというねらいがおおよそ達成できたのではないかと思います。初開催で至らぬことばかりでしたが、たくさんの方々のご協力により、事故やトラブルなく無事開催終了することができました。

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